写真●シマンテックが開催する高校生向けセキュリティコンテスト「サイバーセキュリティ チャレンジ 2012」の特設Webページ
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 シマンテックは2012年7月13日、国内の高等学校および高等専門学校に在学中の生徒を対象としたセキュリティコンテスト「サイバーセキュリティチャレンジ 2012」を開催することを発表した。7月17日から募集を開始し、8月20日までエントリーを受け付ける。

 同コンテストは、シマンテックが課題として提示した「複数の脆弱性が潜むプログラムコード」を検査して、見つけた脆弱性の数や脆弱性を回避するために修正したコードの正確性を競うというもの。2人以上4人以下の生徒でチームを組んで参加する。

 参加希望者は、同社の特設Webページ写真)上に用意されたコンテスト応募用フォーム経由で申し込む。申し込みに当たっては、所属する学校名や所在地、参加者名、学年、代表者の連絡先(住所、電話番号、メールアドレス)などの入力が必要となる。

 応募が受理されると、コンテスト事務局から課題となるプログラムコードが収められた「問題キット」が郵送される。受け取った応募者(チーム)は、脆弱性の個数を数えると共に、それぞれの脆弱性に対して本来コードがどうあるべきかという修正内容を文章で説明しなければならない。回答文はテキストファイルで作成し、8月26日までに電子メールで事務局に送付する。

 シマンテックでは、「発見した脆弱性の個数の正しさ」および「個々の脆弱性に対する説明(修正コード)の正確性」という二つの基準に基づいて送付された回答文を採点。上位2チームを優秀賞として表彰するという。優秀賞を受賞した2チームにはiPadが人数分の台数贈られるほか、シマンテックの東京本社へ招待され、「一日体験社員」として同社のセキュリティ業務を体験するプログラムを受けられるという。