表1●野村総合研究所のクラウド向けOSSサポートサービス料金
表1●野村総合研究所のクラウド向けOSSサポートサービス料金
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 野村総合研究所は2012年7月12日、同社が提供しているオープンソースソフトウエアのサポートサービス「OpenStandia」で、クラウド向けのメニューを提供開始した。ユーザーがIaaSなどにインストールしたソフトウエアをサポート対象とし、利用しているCPUのコア数によって課金する。

 従来の同サービスではノード数などに応じて課金していた。クラウド向けメニューではコア数によって課金し、コア数が多くなると1コアあたりの料金は安くなる。同社では、従来の料金体系と比べ、コア数が多いシステムでは安価になるとしている。

 対象となるソフトウエアはApache Web Server、Apache Tomcat、JBoss Application Serverなど。料金はApache Web Serverが16コア年間45万円、Apache Tomcatが16コア年間25万円、JBoss Application Serverが年間60万円など(表1)。これ以外のソフトウエアは個別見積り。