米Amazon.comは現地時間2012年7月11日、同社タブレット端末「Kindle Fire」向けのゲームプラットフォーム「GameCircle」を発表した。あわせて、ゲームアプリケーションをGameCircleに対応させるためのAPI群も開発者向けに公開した。

 GameCircleは、ユーザーがゲーム内からこれまで獲得したすべての賞品や記念品、バッジ、ポイントなどの情報を追跡できる「Achievements」機能を備える。ゲームを一時中断して実績概要を閲覧し、必要なバッジなどを確認してからゲームを再開することも可能。

 「Leaderboards」機能ではゲームを離れることなくスコアや順位を確認し、対戦相手やトッププレーヤーとの成績比較も行える。また「Sync」機能により、ゲームの進行状況をクラウド上に同期して、ゲームの途中でデバイスを替えたりしても続きから始められる。スコアや賞品などの実績情報もクラウド上に保存される。

 開発者はAPIを使って、自身のアプリケーションとGameCircleのAchievements、Leaderboards、Sync機能を手軽に統合できる。APIにアクセスするには専用サイトで登録する必要がある。

[発表資料(プレスリリース)]
[発表資料(公式ブログ)]