タブレットになるWindowsノートパソコン「STYLISTIC Q702/F」。セールス業務や建設・製造業務、医療現場などの利用場面を想定
タブレットになるWindowsノートパソコン「STYLISTIC Q702/F」。セールス業務や建設・製造業務、医療現場などの利用場面を想定
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 富士通は2012年7月10日、液晶部分が分離してタブレットになるWindowsノートパソコン「STYLISTIC(スタイリスティック) Q702/F」を発表した。オフィスではノート、持ち出し時はタブレットと使い分ける「ハイブリッドタブレット」と呼んでいる。海外では8月末に発売し、米国での価格は1099米ドル。国内では9月末から販売する予定で、価格は未定。

 11.6型HD(1366×768ドット)液晶を採用しており、分離すると重さ約850gのタッチ式タブレット端末になる。厚さも12.7mmと持ち運びやすくした。OSはWindows 7 Professionalを搭載して既存のビジネスアプリがそのまま利用可能。次期バージョンのWindows 8にも対応する。

 Core i5-3427Uを搭載。タブレット端末には無線LANやBluetooth、HDMI出力端子、USB 3.0/2.0ポート、SDメモリーカードスロットを備え、キーボード部側にはアナログRGBポートと有線LANポートを搭載する。ノートPCスタイルの時は薄さ約26.1mm、重さ約1.75kg.

 指紋センサーを標準搭載し、BTOでセキュリティチップや暗号化機能付きSSDを搭載できる。第3世代Core vProプロセッサーも選択可能。バッテリー駆動時間はタブレット端末状態で約4.2時間、ノートPCスタイルでは約9.5時間となる。