米Microsoftは現地時間2012年7月9日、次期OS「Windows 8」の正式リリースについて明らかにした。8月第1週目に製造段階(RTM:Release to Manufacturing)に入り、10月中に一般向けに正式公開する。

 10月よりWindows 8およびARM版Windows 8(Windows RT)を搭載したパソコンが発売され、ユーザーは所有パソコンへのアップグレードが可能になる。Windows 8は109カ国語に対応し、231市場で展開する。

 法人向けプログラム「Software Assurance」に加入している企業は、8月に完成版Windows 8にアクセスできる。また、RTMと同時に開発者はアプリケーションの有料提供を始められる。

 そのほか同社は、現行版「Windows 7」の累計販売ライセンス数が6億3000万件を突破したことも発表した。企業向けデスクトップパソコンの半数以上がWindows 7を搭載しており、同社史上最も売れているOSだと述べた。

 なお、米メディア(InfoWorld)の報道によると、次期サーバーOS「Windows Server 2012」は8月にRTMに移り、顧客向け提供は9月初旬になる見込み。

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