Samsung GALAXY Chatの外観
Samsung GALAXY Chatの外観
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 韓国Samsung Electronicsは現地時間2012年7月4日、スマートフォンの新製品「Samsung GALAXY Chat」を発表した。QWERTYキーボードを搭載し、OSには「Android 4.0」(開発コード名「Ice Cream Sandwich」)を採用する。7月にスペインで発売し、その後、欧州や中南米、中東、アジアに順次展開する。

 3.0型液晶タッチパネル(解像度240×320ドット)の下部にキーボードを配置する。外形寸法は縦118.9×横59.3×厚さ11.7 mm、重さは112g。200万画素のカメラを背面に備え、4Gバイトの内蔵メモリーと、32Gバイトまで拡張可能なmicroSDスロットを装備する。無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、USB 2.0、Bluetooth v3.0をサポートし、HSDPA/HSUPAとEDGE/GPRSネットワークに対応する。

 GALAXY Chatはソーシャルコミュニケーションに焦点を当てて設計した。Samsung独自のモバイルチャットサービス「ChatON」やゲームプラットフォーム「Game Hub」をプリインストールするほか、「AllShare Play」機能によりパソコンやオンラインストレージに保存しているコンテンツをライブストリーミングできる。また、Word文書やExcelシートなどを編集できるオフィススイート「Quickoffice」も搭載する。

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