「iPad Mini」がどのようなものになるかについては、長い間あれこれと取り沙汰されてきた。

Cult of Mac」が「MyDrivers.com」という中国語サイトで見つけてきた最新の情報によると、新しいiPad Miniには、シャープ製の330ppi、7.85インチの酸化物半導体(IGZO)ディスプレーが搭載されるという。

IGZOは、現行のディスプレーをより薄く、高コントラストで電力消費の少ない製品にするための新しい製造方法だ。第3世代の「iPad」が登場する前にも、IGZOディスプレーを搭載した仕様になるというがあったが、出荷された時にはIGZOの姿はなかった。

※シャープが4月13日に出したリリースによると、同社は今年3月から亀山第2工場でIGZOディスプレーを生産開始している。

シャープの最新ディスプレー技術を採用する新しい7.85インチのタブレットの価格は250ドル、上位モデルが300ドルと予想されている。約200ドルの「Kindle Fire」や「Nexus 7」(8GBモデルは199ドル、16GBは249ドル)に太刀打ちできる価格だ。

iPad Miniがアップルのロードマップに載っている場合は、早くて今年末までには登場すると見られる。しかし、最初のiPadが登場する前からこうした噂を聞いていたことも事実だ。

TEXT BY CHRISTINA BONNINGTON

PHOTO BY ARIEL ZAMBELICH/WIRED

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