日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は2012年7月4日、独立系のIT試験提供機関であるEXINの資格認定プログラム「クラウドコンピューティング・ファンデーション」を取得するためのトレーニングコースを8月22日から開始すると発表した。ITエンジニア、システム/ネットワーク管理者、ITにかかわる管理職の人などを対象とする。

 クラウドコンピューティング・ファンデーションは、EXINが2012年3月から世界22カ国でスタートした国際標準の資格認定プログラムで、クラウドコンピューティングのコンセプトに精通していることを証明する。日本語での認定試験は8月から開始される予定だ。

 日本語版の認定試験の開始に合わせて、同社は、同資格を取得するための対策トレーニングコース「クラウドコンピューティングの基礎<含EXIN認定試験>」を開始する。

 同コースでは、クラウドの基本概念(配備、アーキテクチャー、設計)、クラウドで何ができるのか、クラウドのメリット・デメリット、クラウドの標準とベストプラクティスといった内容を2日間で学ぶ。コースの最後に、クラウドコンピューティング・ファンデーションの認定試験を実施する(クラウドコンピューティングの基礎(EXIN認定試験を含む)に関する情報)。受講料は、EXIN認定試験料込みで12万6000円。