ビジネス向けSNSの米Linkedinは現地時間2012年6月29日、米Twitterとの連携機能の変更について明らかにした。同日より、Twitterに投稿したコメントをLinkedinのプロフィールで公開できなくなる。

 LinkedinとTwitterは2009年より、ビジネス関連の会話を両プラットフォーム間で共有できるようにしていた。Linkedinコンテンツプロダクト責任者のRyan Roslansky氏によると、今回の決定はTwitterの方針に従ったものという。

 Twitterグループ製品マネージャーのMichael Sippey氏は同日、開発者向け公式ブログに「当社サービスの中核となるTwitter消費体験にいっそう焦点を当て、一貫した製品およびツール群を提供していく」と述べた。また「ユーザーがどのデバイスを使おうと、いつでもよりすばらしい体験ができるよう自社アプリケーションへの投資とパブリッシャー向けツールの提供にいっそう注力する」として、最近発表した機能強化(関連記事:Twitter、ツイート内で動画や写真などのリッチコンテンツを表示)などの利用を促した。

 なお、Twitterでのツイート投稿がLinkedinに表示されなくなるものの、Linkedinで実行した投稿は引き続きTwitter上でも公開できる。

[発表資料(Linkedin)]
[発表資料(Twitter)]