楽天は2012年6月29日、今夏に実施する節電活動の概要を発表した。2010年度比で1人当たり消費電力量20%削減を目標に据える。

 消費電力量の精緻な把握によって、従業員の自発的な節電を促す。東京都品川区にある本社・楽天タワーに電力測定センサーを導入し、日次で消費電力データを把握したうえで、今後の消費電力量を予測できるようにした。このデータを従業員に公開。照明や空調、コンセントなどの使用分類を細かく把握できるようにし、従業員が無理のなく継続的に節電に取り組める環境を整備した。

 さらに、6月18日から8月31日までの期間には「楽天ハワイアン・サマー」と呼ぶ活動を実施する。期間中はドレスコードを大幅に緩和し、半袖、Tシャツ、ショートパンツ、サンダルなどでの出社を認める。