一連のOpenGL呼び出しをトレースし、各呼び出しの結果を視覚的に確認できる「Tracer for GLES」
一連のOpenGL呼び出しをトレースし、各呼び出しの結果を視覚的に確認できる「Tracer for GLES」
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 米Googleは現地時間2012年6月28日、モバイルOS「Android 4.1」(開発コード名「Jelly Bean」)に対応したソフトウエア開発キット(SDK)をリリースしたと発表した。最新版のツールパッケージ「Android SDK Tools, Revision 20」とEclipseプラグイン「Android Development Tools(ADT)20.0.0」を公開している。

 このうちAndroid SDK Tools, Revision 20では、さまざまなAndroid用デバッギングツールをまとめた「Device Monitor」や、アプリケーション性能の最適化のための「Systrace」などを追加した。また「SDK Manager」などを強化したほか、テストプロジェクトがライブラリプロジェクトのクラスを呼び出す際に発生する問題などを修正した。

 一方のADT 20.0.0では、全般的に性能を向上し、SDKデータの読み込み速度を最大30%高めた。一連のOpenGL呼び出しをトレースし、各呼び出しの結果を視覚的に確認できる「Tracer for GLES」を備える。アプリケーションテンプレートを拡充し、マスター/ディテールやカスタムビューといった新たなテンプレートを追加した。そのほか、レイアウトエディターやXMLエディターなどの強化を図った。

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