NTTデータは2012年6月28日、SAPソリューションをグローバルに展開するNTTデータ・グローバルソリューションズを7月2日に設立すると発表した。資本金は2億円で、NTTデータの100%子会社となる。新会社の代表取締役社長には、NTTデータ 執行役員 第四法人事業本部長の荒井功氏が就任する。

 新会社設立後、グループ内のSAP関連事業を新会社に移管し、10月1日に営業を開始する。移管されるのは、NTTデータおよびNTTデータソルフィスのSAP事業と、クニエのSAP-AMO(Application Management Outsourcing)事業。NTTデータグループの海外拠点とも連携を強化し、オフショアリソースも活用するという。

 NTTデータでは、新会社設立の目的について、「日系企業のグローバル展開に伴う、システムのグローバル化需要に応えるため」としている。