ダイアゴナルは2012年6月20日、同社が手掛ける連絡先情報共有サービス「ダイアゴナルキット」を、介護関連サービスなどを手掛けるエッグシェルが導入したと発表した。エッグシェルは自社が運営するコワーキングスペース、「ZEN Coworking」で顧客管理に使用するほか、利用者同士の交流を促進する。ZEN Coworkingの利用者のうち、200人弱が利用する見込みという。

 ダイアゴナルキットは、名前や住所、会社名や役職といった連絡先情報をクラウド上の自分のデータベース(DB)に保存し、相互にリンク承認した相手にだけ公開するサービス。パソコンやスマートフォンのブラウザから利用する。SNSと異なり、誰と誰がリンクしているかという情報が他のユーザーに開示されない。そのため、他人に自分の人脈を知られることがないという。

 ダイアゴナルでは、「ダイアゴナルキットのユーザーを3年で1000万人に拡大するのが目標」(山川隆代表取締役)としている。