写真●ソリトンシステムズが参考出展した次世代ファイアウオール「NetAttest FW」
写真●ソリトンシステムズが参考出展した次世代ファイアウオール「NetAttest FW」
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 ソリトンシステムズは2012年6月13日から15日まで開催しているICT関連の展示会「Interop Tokyo 2012」において、次世代ファイアウオール「NetAttest FW」を参考出展している(写真)。8月以降に発売する予定だ。

 ファイアウオール、ウイルス対策、スパム対策、IPS(侵入防御システム)、コンテンツフィルタリングといったセキュリティ装置を1台にまとめた、いわゆるUTM(統合脅威管理)製品である。ファイアウオール機能ではアプリケーション層まで監視して制御できる。例えば、P2Pやメッセンジャーによるファイル転送を時間帯で制御したりできる。

 「UTMの機能面は各社似たようなものになって差異化しづらくなっている」(説明員)こともあり、NetAttest FWは価格と消費電力を特徴として打ち出す。同時TCPコネクションが100万で、ファイアウオールスループットが2Gビット/秒の下位機種「FW-450」は65万円程度の値付けにする予定だ。「競合他社と比べておよそ2割安い」(説明員)。マルチコアプロセッサーを採用して、FW-450は消費電力を20ワットに抑えている。