写真●中国・大連で開幕した中国最大規模のITサービス関連イベントCISIS2012
写真●中国・大連で開幕した中国最大規模のITサービス関連イベントCISIS2012
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 中国政府や遼寧省、大連市などが主催する、中国最大規模のITサービス関連イベント「China International Software and Information Service Fair(CISIS)2012」が2012年6月15日に中国・大連で開幕した(写真)。CISISは今年で第10回目の開催となる。初日は中国の政府要人や日米および中国の大手IT企業のトップが講演するとあって、中国のIT関係者が多数会場に集まっている。

 CISISは中国内外のIT関係者が一堂に会し、ITを活用した中国経済のさらなる発展の可能性などについて議論するイベントだ。特定のテーマについて取り上げる講演形式の「フォーラム」「セミナー」と、IT企業が自社のソフトウエアやITサービスを紹介する「出展ブース」からなる。

 会期は6月15日から18日までの4日間。今回、日本からはNTTデータやNTTデータイントラマート、JBグループ、オフショア開発や中国進出支援サービスを手掛けるシスプロ、国内中小ソフトウエア会社の業界団体であるメイド・イン・ジャパン・ソフトウェア・コンソーシアム(MIJS)などが出展ブースを構えている。

 このほか16日午後には、日中のIT企業が集結するセミナー「中日IT企業交流会」が開かれる。同セミナーでは、NTTデータイントラマート、JBグループ、日立製作所の現地法人幹部などが登壇し、自社製ソフト・サービスについて中国IT企業にアピールする。

■変更履歴
冒頭部分で「中国政府や遼寧省などが主催する」としていましたが、正しくは「中国政府や遼寧省、大連市などが主催する」です。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2012/6/15 12:50]