米Twitterは現地時間2012年6月13日、個々のツイートの表示画面内で動画や写真などのリッチコンテンツを表示するようにしたと発表した。まずは同日からTwitterのパソコン向けサイト(twitter.com)とモバイル向けサイト(mobile.twitter.com)で開始し、今後スマートフォン向けアプリケーション「Twitter for iPhone」「Twitter for Android」でも同様の機能を提供する。

 Twitterでは、個々のツイートをクリックすると画面が拡大表示され、下部に詳細リンクが現れる。これをクリックすると個別のウインドウに切り替わる。新たな表示方法では、これらの画面に動画や写真、ニュース記事の一部を表示し、ツイート内でコンテンツの内容をプレビューできるようにする。

 Twitterではこれまで、動画共有サイト「YouTube 」、写真共有サービス「Instagram」の動画や写真をツイート内に表示していたが、今回は新たに「The Wall Street Journal」「The New York Times」「TIME」「Breaking News」などをパートナーに加えた。

 また、これら大手ニュース媒体のほか、人気テレビ番組「BET’s 106 & Park」や女性向けケーブルチャンネル「Lifetime Television」、動画共有サービス「Dailymotion」などの動画もツイート内に表示しており、パートナー企業を増やしている。こうしたことから米メディア(Forbes)は、「今後ツイート内で動画広告が展開されてもおかしくない」などと報じている。

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