富士フイルムとフォリオは2012年6月13日、スマートフォン/タブレット端末用アプリ開発者向けのフォトアプリ開発支援プログラム「Photo Product Partner Program」を発表した。アプリ開発者に、富士フイルムの写真関連グッズ印刷システムと連携するアプリを開発するためのSDK(開発キット)を無償配布し、写真関連グッズの売り上げの一部を還元する。

 同プログラムは、ポストカードやフォトブックなどの写真関連グッズを作成する富士フイルムのプリントシステムと、アプリ開発者が開発するフォトアプリをつなぎ、アプリを通じて写真関連グッズを注文可能にするというもの。システム連携のためのSDKを、フォリオからアプリ開発者へ無償配布する。今後、クローズドベータ版SDKの配布を進め、年内に正式版SDKを一般公開する予定だ。

 アプリ開発者は、同SDKを使って、写真関連グッズを発注するためのインタフェースが設けられたオリジナルのフォトアプリを容易に開発することができる。また、同SDKを組み込んだアプリから注文された商品の収益の一部は、フォリオを通じてアプリ開発者に還元される。