グレープシティは2012年6月12日、米ComponentOneを買収すると発表した。ComponentOneは、グレープシティが販売しているActiveReportsやSPREADなどのユーザーインタフェース部品の開発元。Visual Studio用コンポーネントベンダーとしては米国で5位に入る。

 グレープシティは1994年から18年間、ComponentOneの製品を日本市場で販売してきた。今回の買収によりグレープシティは、インド、中国、韓国、米国、EUの顧客に対してコンポーネント製品の取り扱いを拡大するとしている。

 買収は2012年7月1日付けで実施する。米国での業務の移管手続きなどは同日より順次行う。