日本通信は2012年6月12日、中国華為技術製のAndroid搭載スマートフォン「IDEOS」に、200日分の通信利用権を付けた「IDEOS 200日パッケージ」を6月14日に発売すると発表した。NTTドコモから借りた3G回線を使い、付属のデータ専用SIMカードで通信できる速度は最大300kビット/秒までとなる。

 IDEOSは2.8型TFT液晶を搭載。周辺のノートパソコンや携帯型ゲーム機を無線LAN経由でネットに接続するテザリング機能を備える。Androidのバージョンは2.2.1。厚さは13.5mmで、重さは約100g。3G通信は、当日を含む直近3日間の通信量の合計が300万パケット(360Mバイト相当)以上、または1カ月間の通信量の合計が1000万パケット(1.2Gバイト相当)以上となった場合は速度を制限する場合があるとしている。

 価格は1万9800円。付属の専用SIMカードは200日経過後に使えなくなり、同社の「カメレオンSIM」(関連記事)のほか、「アマゾン限定SIM」(関連記事)や「ヨドバシ限定SIM」(関連記事)、「イオン限定SIM」(関連記事)などを別途購入してもらうことを想定する。