約15%の企業が業務用スマートフォンを導入しているという状況が調査で明らかになった。調査を実施したのは、リクルートのIT製品情報サイト「キーマンズネット」。2012年6月12日に発表した。有効調査対象となった847人のIT担当者のうち自社に業務用スマートフォンを導入済みとの回答が14.5%に上った。前年比6.8ポイントの増加となる。

 「業務用スマートフォンの導入を検討している」と回答したのは7.9%、「業務用スマートフォンに興味があり、いずれは検討する」との回答は17.2%だった。合計すると約4割の企業が業務用スマートフォンを導入していたり、興味を示していたりしている。

 一方で「興味はあるが、検討はしない」は30.6%、「今のところ関心がない」は29.8%だった。「今のところ関心がない」という回答も前年比9.5ポイントの増加だった。自社にスマートフォンが必要かどうかの見極めが進んでいるようだ。

 業務用スマートフォンを導入済みの企業が採用している端末は以下の通り。1位はiPhoneシリーズで55.7%。2位以下はGALAXY Sシリーズが25.4%、Xperiaシリーズが16.4%、Desireシリーズが9.8%とAndroid勢が続く。5位はBlackBerryシリーズで9.8%、6位はWindows Phoneシリーズで9.0%だった。