台湾MSIのGUS(Graphics Upgrade Solution)
台湾MSIのGUS(Graphics Upgrade Solution)
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台湾エイサーのThunderboltを搭載したUltrabook「AspireUltra S5-391」
台湾エイサーのThunderboltを搭載したUltrabook「AspireUltra S5-391」
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 台湾MSIは、台湾・台北市で2012年6月5日から開催されている「COMPUTEX TAIPEI 2012」の会場で、高速通信インタフェースThunderboltを使って薄型ノートなどのグラフィックス性能を向上させるアダプター「GUS(Graphics Upgrade Solution)」を展示している。

 Ultrabookなどの小型化を重視したパソコンの場合、設計上グラフィックス性能を上げにくく、3Dゲームなどの画像処理が遅くなることがある。そこで最大10Gbpsの転送速度を実現できるThunderboltを使い、CPUとGUS内部のグラフィックス機構とのデータをやり取りする。ディスプレイにはGUSから画像を出力する。このような仕組みを取ることで、ノートパソコンの内蔵グラフィックス機能と比べて最大12倍の画像処理の性能向上が得られるという。

 COMPUTEXの会場内では、台湾エイサーのAspireUltra S5-391などWindows搭載の薄型ノートでThunderboltを搭載した製品を見ることができた。