写真1●ASUSブース<br>派手なステージなどはないが、常に人だかりができていた。
写真1●ASUSブース
派手なステージなどはないが、常に人だかりができていた。
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 Computex Taipei 2012のASUSTeK Computer(以下ASUS)によるブースでは、同社のWindows 8、Windows RT製品をはじめとする多数の新製品が展示された(写真1)。南港展覧館にブースを構えるASUSは会場内でも屈指の混雑となっており、撮影も困難なほど。大音量の音楽やイベントコンパニオンで集客しているブースもあったが、ASUSは新製品を並べるだけで満員になっているという点も、注目の高さを物語っていた。

 イベントに先立って開催したプレスカンファレンス(関連記事:ASUSが両面ディスプレイやARM版などのWindows 8製品を発表)で発表された「ASUS TAICHI」や「Transformer Book」などの最新製品はガラスケース内の展示だったものの、これまでにない形のTAICHIには大きな人だかりができていた。

キーボード分離でタブレットになる「ASUS Tablet 810」

 11.6インチのWindows 8タブレット「ASUS Tablet 810」は会場内で数台が展示されており、自由に操作できる状態だった。Atomプロセッサー搭載のタブレットPCだが、キーボードに接続することでノートPCとしても利用可能だ(写真2)。

 タブレットとキーボードを分離するには、タブレット左側面のラッチをスライドしてロックを外す必要がある。誤って外れることはなさそうだ。

 メモリーは2Gバイト、ストレージは64Gバイトとなっており、Windows 8 Release Previewが安定して動作していた。説明員によれば少ないメモリーでも十分に最適化されているため、パフォーマンスに問題はないという。

 なお、11.6インチ版の「Transformer Book」と外観は似ているが、背面デザインが異なる(写真3)。

写真2●ASUS Tablet 810<br>キーボードと接続・分離できるタブレットだ。
写真2●ASUS Tablet 810
キーボードと接続・分離できるタブレットだ。
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写真3●Transformer Bookと似ているが、背面デザインが異なる
写真3●Transformer Bookと似ているが、背面デザインが異なる
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