図●マウスカーソルを認定バッジに合わせると表示されるバルーン
図●マウスカーソルを認定バッジに合わせると表示されるバルーン
[画像のクリックで拡大表示]

 米Googleは現地時間2012年6月7日、優良オンラインストアの認定プログラム「Google Trusted Stores」を米国で開始した。昨年秋より約50のオンラインストアを対象に限定テストを行っていたもので、期待以上の反応と売上げ効果があったため、米国での正式提供を決定したとしている。

 認定された販売事業者にはバッジが付与される。Webサイトに掲載された認定バッジにマウスのカーソルを合わせると、バルーンウインドウが開いて配送やサービスの評価が表示される()。「販売事業者は認定バッジを掲載することによって、優れたサービスを提供することを示し、新規顧客を獲得して収益を上げられる」とGoogleは説明している。

 消費者向けの購入保護サービスも用意する。認定バッジのあるオンラインストアで商品を購入する際に同サービスに申し込むと、商品購入でトラブルが発生した場合に全額が補償される。ただし、消費者1人当たりの合計補償額は最大1000ドルとする。

 認定バッジは、Google検索サービス(Google.com)のAdWords広告および商品検索サービス「Google Shopping」の検索結果にも表示される。Google Trusted Storesプログラムの認定申し込み、および購入保護サービスの申し込みはいずれも無料。

[発表資料へ]