総務省北陸総合通信局(局長:齊藤一雅氏)と東日本復興支援コンソーシアム(会長 桜井勝延南相馬市長)は、南相馬チャンネルを世界にアピールするため、英語字幕による番組を制作し、YouTubeによる配信を開始した。配信番組のタイトルは、「Minamisoma Channel” for connecting disaster victims with their hometowns」である。

 総務省北陸総合通信局と北陸情報通信協議会、東日本復興支援コンソーシアムは、平成24年度情報通信月間行事として、YouTubeで政策広報番組を配信する「北陸ICTチャンネル」を5月15日にスタートさせていた。初回は「南相馬チャンネル」を特集し、関係者からのメッセージを主体に、「東日本復興チャンネル」の実現に向けた決意とともに、支援と協力を呼び掛ける番組を配信していた。配信を開始した番組は、これをベースに英語字幕スーパー版を制作した番組である。

 関係者によると、南相馬チャンネルの取り組みを発展させ東日本復興チャンネルの創設を目指して、東日本復興支援コンソーシアムの設立総会を4月12日に開催して以降、支援を必要とする被災自治体や、支援をしたいと考える企業側から、多数の問い合わせや相談があるという(コンソーシアム設立関連の記事
)。YouTubeを通じた広報活動によって、こうした動きが広がっていくことを期待しているという。

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