写真●富士フイルムホールディングスの古森重隆代表取締役社長・CEO(左)と次期社長に内定した中嶋成博代表取締役専務執行役員
写真●富士フイルムホールディングスの古森重隆代表取締役社長・CEO(左)と次期社長に内定した中嶋成博代表取締役専務執行役員
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 富士フイルムホールディングスで次期社長に内定した中嶋成博代表取締役専務執行役員は2012年6月7日、「(オリンパスとは)ITや超音波などで、お互いに補完し合える関係にある」と語った。富士フイルムは内視鏡で撮影した画像データなどを病院内で共有できるシステムといった医療ITを強みの1つにしている。

 オリンパスとの資本提携について中嶋次期社長は「ベストパートナーだと思っている」と話した(写真)。2012年1月に富士フイルムからオリンパスに提案し、オリンパスの新経営陣が決まった後に再度、資本提携の具体的な内容を説明したという。今は「(オリンパスからの回答を)待っている段階」(中嶋次期社長)とする。

 社長就任の内定を発表する記者会見後の囲み取材で語った。