写真1●BizXaaS BAの出力レポートの例
写真1●BizXaaS BAの出力レポートの例
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 NTTデータは2012年6月7日、顧客データを集計/分析してレポート出力するSaaS型サービス「BizXaaS BA」(写真1)を発表した。6月11日に提供開始する。同サービスを利用することで、優良顧客を可視化できるほか、優良顧客化のために有効な方策が分かるとしている。参考価格(税別、以下同)は、標準構成で月額240万円から。

 BizXaaS BAは、顧客データを集計・分析してレポート出力するクラウド型サービスである。運用時にユーザーがやることは、定められた形式(CSVなど)で顧客データを用意して、BizXaaS BAのシステムに渡すだけ。BizXaaS BA側では、顧客データを集計・分析し、結果を定型レポートとして出力する。

 用途は顧客分析。汎用的・標準的な顧客情報分析に利用できる「標準分析レポート」をメニューとして最初から用意し、価格体系をメニュー化している。顧客情報の分析方法としては、NTTデータが手がけてきたDWH/BI関連のコンサルティングを通じて得た体系的なノウハウを元にしたとしている。

 サービスメニューは三つ。基本サービスの「分析環境提供サービス」は、汎用的・標準的な顧客情報分析に利用できる「標準分析レポート」機能を提供する。最低利用期間は12カ月で、参考価格は初年度月額240万円から。

 オプションは二つ用意しており、いずれも個別見積もり。「分析・活用コンサルティングサービス」は、標準分析レポートの活用方法をコンサルティングする。「チューニング設定サービス」は、ユーザー固有の要件に応じて、データ収集方法や標準分析レポートの出力項目を変更する。