米インテルは2012年6月5日、COMPUTEX TAIPEI 2012の基調講演に続き、Ultrabookを中心とした新製品に関する説明会を開催した。日本を含むメーカー各社のUltrabook新製品が勢ぞろい。パソコンからスマートフォンにワイヤレス給電できる機能など、今後搭載する新技術も説明した。
ステージ上に各社のUltrabookの新製品がずらり。Ultrabookの新製品の数については、今後1カ月以内に35機種以上、今後1年のうちには110機種以上が登場すると説明した。数ある製品の中から、特徴のある製品が紹介され、NECの1kgを切るUltrabookの試作品のほか、ソニーや富士通のUltrabookなどが紹介を受けた。
東芝のノートについては東芝デジタルプロダクツ&サービス社の檜山太郎営業統括責任者が登壇し、インテルと共同開発した「Convertible Ultrabook」について説明した。通常はノート型の形状で、画面をスライドさせるとタブレット型に変形する。
このほか、Ultrabookなどで利用する新技術としてノートパソコンに振動を感知するセンサーを搭載して、盗難に遭ったことを検知してスマートフォンに送信する機能、パソコンからスマートフォンにワイヤレス給電する技術などを紹介した。