アカマイ・テクノロジーズは2012年6月6日、同社のサービスおよびソリューション全般を対象とするアドオンアプリケーションとして、IPv6適応化サービスの提供を開始すると発表した。利用事業者は、同サービスを自社ネットワークに適用することで、ハードウエアやソフトウエア、アプリケーションへの投資をせずに数時間でIPv6への最適化を実現できるという。

 アカマイは、世界78カ国に展開する10万5000台のサーバー群によって構成される独自のクラウド・プラットフォーム「Akamai Intelligent Platform」を運用している。企業はこのクラウド・プラットフォームを活用することで、IPv6化のための投資を抑えながら、自社インフラをIPv4/IPv6それぞれのプロトコルに対応するデュアルスタック化を実現できるという。アカマイのIPv6適応化サービスは、HTTPとHTTPSをサポートしている。

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