COMPUTEX TAIPEI 2012の初日となる6月5日、米Intelが報道関係者向けに同社の最新のCoreプロセッサーやPCクライアント製品を発表した。まずIntel全体の最新情報を提供するプレスカンファレンスが実施し、その後UltrabookやオールインワンPCをはじめとするPCクライアントの発表会が行われて、未発表モデルを含むUltrabookが多数展示された(写真1)。
110以上のUltrabookが開発中
Intel全体のプレスカンファレンスには、Intelのシニア・バイスプレジデントTom Kilroy氏が登場(写真2)。最新のCoreプロセッサーを搭載するUltrabookを披露した。
Intelの調査によれば、世界の大学生の66%が毎日の生活で最も重要なものとしてPCを挙げたという。特にドキュメントの閲覧や作成、オンラインショッピング、オンライン動画の視聴といった場面では、スマートフォンやタブレットに比べてPCが使用される時間が長いことを示し、PCにおけるイノベーションの重要性を強調した(写真3)。
Intelはすでに2012年をUltrabookの年(Year of the Ultrabook)と定義しており、多数のUltrabookの登場を予言していた。最新の数字として、あらゆる主要なODM・OEM各社が110以上のUltrabookを開発しているという。そのうち35のモデルは今月中に発売されるとのことだ。その後、Kilroy氏の合図で幕が下り、ステージに50台以上のUltrabookが現れた(写真4)
さらに開催前日に最新製品を発表したAcerのプレジデントJim Wong氏(写真5)がAcer Aspire S7シリーズを(関連記事:AcerがWindows 8搭載製品6モデルを発表 )、ASUSの会長Jonney Shih氏(写真6)がASUS TAICHIを(関連記事:ASUSが両面ディスプレイやARM版などのWindows 8製品を発表 )紹介した。