Zalman Techは2012年6月5日、台湾・台北市で開催されている「COMPUTEX TAIPEI 2012」の会場近くのホテルで新製品を公開した。大型の空冷式CPUクーラーやATX対応のPCケース、電源ユニット、独自クーラーを搭載したグラフィックスボードなど盛りだくさんだ。代理店のアスクによると「展示された各製品は、夏に向けて日本での販売を検討中。現時点で価格は未定」という。

「CNPS14X」は大型の放熱フィンの間に14cm角相当のファンを搭載。さらに外側に2個の14cm角相当のファンを搭載できる。外形寸法は、幅126×奥行き140×高さ159.3mm。ファンは950~1350回転/分。LGA2011/1155、Socket FM1、AM3+などに対応する。
[画像のクリックで拡大表示]

「CNPS9900DF」は中央に13.5cm角相当、手前側に12cm角相当のファンを搭載。外形寸法は、幅100×奥行き140×高さ158mm。中央のファンは900~1400回転/分。手前側のファンは1000回転/分。LGA2011/1155、Socket FM1、AM3+などに対応する。
[画像のクリックで拡大表示]

「Z5」はATX対応のPCケース。前面と背面に12cm角ファンを搭載する。外形寸法は、幅205×奥行き490×高さ460mm。5インチベイ×3、内部3.5インチベイ×3、内部2.5インチベイ×2など。
[画像のクリックで拡大表示]

「Z5」の内部。黒で塗装してあり、工具を使わずにHDDを取り付けられる、長さ33cmまでのグラフィックスボードを内蔵できるといった特徴がある。
[画像のクリックで拡大表示]

「MS800」は6チャンネルのファンコントローラーを内蔵したATX対応のPCケース。背面12cm角ファンを搭載済みで、上面、底面、内部にもファンを搭載可能。外形寸法は、幅205×奥行き545×高さ546mm。5インチベイ×7、内部3.5インチベイ×3など。
[画像のクリックで拡大表示]

「T1」「T2」はmicroATX対応の小型PCケース。前面に12cm角ファン、背面に9cm角ファンを搭載済みで、上面に12cm角ファン、側面に9cm角ファンを追加できる。外形寸法は、幅169×奥行き340×高さ425mm。5インチベイ×1、内部3.5インチベイ×2、内部2.5インチベイ×1。
[画像のクリックで拡大表示]

「ZM1250W Platinum」は、80 PLUS PLATINUMを取得した電源ユニット。8個のPCI Express用電源コネクターがあり、4枚のグラフィックスボードを使ったCrossFireXやSLIが可能だという。
[画像のクリックで拡大表示]

AMD製のチップを搭載したグラフィックスボード「VGA HD-Z Series」(左側、中央)とNVIDIA製チップを搭載した「VGA Geforce-Z Series」(右側)。右上のボード以外はZalman Techのクーラーを搭載する。
[画像のクリックで拡大表示]