米Qualcomm社は、台北で開催中の展示会「COMPUTEX TAIPEI 2012」に合わせて記者会見を開催し、同社のスマートフォンおよびタブレット端末向けプロセサ「Snapdragon S4」シリーズの消費電力の低さをアピールした。
S4シリーズは、用途により4種類のブランドに分かれる。テレビ向けの「S4 Prime」、ノート・パソコン向けの「S4 Pro」、スマートフォン向けの「S4 Plus」、廉価版スマートフォン向けの「S4 Play」である。
同シリーズは28nm世代のCMOS技術で製造するため、32nm世代や45nm世代で製造する他の競合プロセサと比べて低い電力で動作する。会見では、それぞれのプロセサを搭載したスマートフォンを5分~20分程度動作させた際の温度上昇の様子を見せていた。