写真●MosPii勤怠管理
写真●MosPii勤怠管理
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 マインドは2012年6月4日、Web人事システム「MosP勤怠管理」のSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)、「MosPii勤怠管理」(写真)を提供開始した。100登録ユーザーまで無料で利用できる。

 このサービスの元となったのは、同社が開発しオープンソースソフトウエア(OSS)として無償公開している、JavaベースのWeb人事システム「MosP」。勤怠管理、人事管理、給与計算のモジュールがある。これまでに累計で3万件ダウンロードされているという。

 MosPii勤怠管理は100登録ユーザーまで無料で利用できる。100ユーザー以上の場合や、サポートサービスが必要な顧客に対しては有償の「MosPiiBIZ」を提供する。MosPiiBIZではVPNの利用やカスタマイズも可能で、料金は100ユーザーで月額1万5750円から。

 マインドでは「MosP勤怠管理は介護事業者などからの問い合わせが多かったが、ユーザー側にITに詳しい人がおらずインストールや運用ができないケースも多かった。クラウドサービスにすることで、小規模事業者でも利用しやすくなる」(同社 営業部部長の屋代和将氏)としている。

 勤怠管理に続き、人事管理システムのSaaSも2012年度中に開始する予定。