Googl.comでも商品の検索や比較が容易になる
Googl.comでも商品の検索や比較が容易になる
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 米Googleは現地時間2012年5月31日、米国の商品検索サービス「Google Product Search」を有料モデルに移行し、名称を「Google Shopping」に改めると発表した。移行は今秋完了する見込み。

 移行後のサービスは、写真や価格を掲載できる商品広告サービス「Product Listing Ads」をベースに構築する。Googleは「販売事業者と商業的関係を持つことは、販売事業者が商品情報を常に最新の状態に保とうとする要因になる。現在の価格、最新の特典、在庫状況などを正確に提供することが、優れたショッピング検索結果をユーザーにもたらす」と説明している。Google Shoppingのランキングは、検索の関連性と入札価格の組み合わせに応じて決定される。

 8月15日までにProduct Listing Adsに新規登録した販売事業者は、年内いっぱい、Product Listing Ads費用の10%に相当するAdWordsクレジットを毎月受け取れる。すでにGoogle Product Searchに登録している販売事業者は、8月15日までに必要な申し込みフォームに記入すると、Product Listing Adsに使える100ドルのAdWordsクレジットを受け取れる。

 またGoogleは、検索サービス(Googl.com)に商品比較機能を導入し、ユーザーが検索結果ページの上部で、商品の写真、価格、ECサイトなどを比較できるようにする。通常の検索結果と区別するために、「sponsored」のラベルが付いた枠で囲って表示する。

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