Cricket Communicationsのホームページ
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 米通信事業者のLeap Wireless Internationalは現地時間2012年5月31日、同社子会社のCricket Communicationsが米AppleのiPhoneを発売すると発表した。プリペイドサービスのキャリアがiPhoneを扱うのは同社が初めてという。

 Cricketは6月22日からiPhone 4S(16Gバイトモデル)およびiPhone 4(8Gバイトモデル)を販売する。本体価格はそれぞれ499.99ドルと399.99ドル。月額利用料は55ドルで、無制限の通話、テキスト通信(SMS)およびデータ通信を含む。

 これに対し、米AT&T、米Verizon Wireless、あるいは米Sprint Nextelのポストペイドサービスとの2年契約を条件とするiPhone 4S(16Gバイトモデル)は、本体価格が199ドル。契約不要のSIMロック解除モデルは649ドルで販売されている。

 米メディアの報道(Wall Street Journal)によると、Cricketの月額利用料はポストペイド方式のiPhoneに比べて、少なくとも25ドル安い。ただし、月当たりのデータ量が2.3Gバイトを超えた場合は通信速度を落とす措置が取られる。

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