日常的なTwitter利用者の増加傾向(米Pew Research Center調査)
日常的なTwitter利用者の増加傾向(米Pew Research Center調査)
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 米国の調査機関Pew Research Centerが現地時間2012年5月31日に公表した調査結果によると、同年2月時点でインターネットを利用している米国成人のうち、Twitterを利用している人の割合は15%で、2011年5月に行った調査から2ポイント増にとどまった。

 半面、日常的にTwitterを利用していると見られる人は8%となり、2011年5月時点の4%、2010年11月の2%からそれぞれ2倍、4倍に増えている。Twitterはとりわけスマートフォンユーザーが多いことから、Pew Research Centerは昨今のスマートフォンブームが日常利用者の増加につながっていると分析している。

 スマートフォンユーザーのうち20%がTwitter利用者で、日常的に利用している人は13%。これに対し、スマートフォン以外の携帯電話ユーザーのTwitter利用者は9%で、日常的に利用している人はわずか3%だった。

 Twitter利用者を年齢別に見ると18~24歳の割合が31%と最も多く、次いで25~34歳の17%、35~44歳の16%、45~54歳の9%、55~64歳の9%と続いた。65歳以上は4%だった。

 18~24歳のTwitter利用者は、1年前の18%から大きく伸びている。それ以外はいずれも前年と同じか、1~2ポイントの増減。18~24歳はここ1年のスマートフォン普及が最も顕著な年齢層であることから、Twitterとスマートフォンには相関関係があるとPew Research Centerは見ている。

 調査は2012年1月20日~2月19日、18歳以上の米国成人2253人を対象に電話で行い、これに3月15日~4月3日に集めた2254人のデータを加えて分析した。

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