マカフィーが2012年5月30日発表した世界のパソコンセキュリティ調査によると、日本は、基本的なセキュリティ対策をしている個人ユーザーの割合が80.65%で、24カ国中下から4位と低かった。トップはフィンランドの90.3%、最下位はシンガポールの78.25%。

 対策済みの割合の24カ国平均は83%。日本は未対策が19.35%にのぼった。また、未対策のユーザーの13.2%がセキュリティソフトをインストールしておらず、6.15%がインストールしていても無効になっていた。

 セキュリティソフトをインストールしてないユーザーの割合が多かったのはスペインで16.33%。無効化しているユーザーが多かったのはシンガポールで11.75%だった。

 同社の無料のセキュリテイ診断ツール「マカフィー セキュリティ スキャン プラス」のセキュリティスキャン結果を分析した。調査期間は2011年1月~11月で、毎月平均2700~2800万台のスキャンデータを集計した。

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