マイクロアドは2012年5月30日、ベトナム、インド、シンガポールでDSP(Demand-Side Platform、ディスプレイ広告配信最適化プラットフォーム)サービスを開始すると発表した。同社が運営するDSP「MicroAd BLADE(マイクロアドブレード)」のサービスを、6月からベトナムで、今秋をめどにインド、シンガポールで開始する予定だ。

 DSPとは、ディスプレイ広告の配信最適化や効果検証などを行う広告主向けプラットフォーム。同社のMicroAd BLADEは、広告配信機能やCPA(Cost Per Acquisition)最適化機能、ターゲティング機能、レポーティング機能といったサービスを提供する。

 これまで同社は、中国、インドネシアでDSPサービスの海外事業を展開してきた。今回、アジア太平洋地域(APAC)におけるサービス提供エリアの拡大を目的として、シンガポールに営業拠点を新設。さらに、インドに新子会社を設立し、ベトナム、インド、シンガポールへ進出する計画だ。