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マイクロソフトリサーチ、日本をはじめとするアジア地域での産学連携を推進

田島 篤=ITpro 2012/05/25 ITpro
写真1●マイクロソフトリサーチアジアの洪小文(シャオウェン ホン)所長
写真1●マイクロソフトリサーチアジアの洪小文(シャオウェン ホン)所長
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写真2●マイクロソフトリサーチアジアで産学連携を担当する宗羅蘭(ローラン ソン)シニアディレクター
写真2●マイクロソフトリサーチアジアで産学連携を担当する宗羅蘭(ローラン ソン)シニアディレクター
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 「コンピュータサイエンス分野の世界最大級の基礎研究機関」といえるのが、全世界に7カ所の拠点を持つマイクロソフトリサーチである。合計で約900人の研究者を抱え、そのほとんどが博士号を持つ。その拠点の一つ、中国・北京にあるマイクロソフトリサーチアジアの洪小文(シャオウェン ホン)所長(写真1)と、産学連携を担当する宗羅蘭(ローラン ソン)シニアディレクター(写真2)が2012年5月23日、産学共同での研究活動など最近の取り組みについて語った。

 マイクロソフトリサーチは米国本社のあるレドモンドをはじめとして、シリコンバレー、ニューイングランド、英国のケンブリッジ、中国の北京、インドのバンガロール、そして2012年5月に開設されたばかりの米ニューヨークシティの7カ所に拠点を持つ。マイクロソフトの全従業員数である約9万人の1パーセントに相当する900人ほどの研究者が勤務する。その特長は、「コンピュータサイエンス分野の基礎研究に特化していること。例えば、米IBMも大規模な研究機関を持つが、そこではソフトウエアやハードウエアの両方を対象とし、研究分野に物理・化学を含むなど幅広い。そのため、コンピュータサイエンスに焦点を絞った研究機関としてはマイクロソフトリサーチが最大規模」(ソン・シニアディレクター)となる。

 マイクロソフトリサーチ全体では、これまで約3000本以上の学術論文を発表し、こうした研究成果がさまざまな形で、ほぼすべてのマイクロソフト製品に反映されているという。最近の代表例が、ジェスチャー入力用コントローラの「Kinect」である。スケルトントラッキングや顔認識にそれぞれケンブリッジや北京の研究所での成果が反映されている。このほかにも近年では、Bingの検索機能や効率的なプログラム・コードを生成するための技術にマイクロソフトリサーチの研究成果が用いられているという。

 マイクロソフトリサーチの中で、レドモンドに次ぐ規模を持つのが北京にあるマイクロソフトリサーチアジアであり、約240人の研究者が勤務している。約8割が中国人で、日本人は、コンピュータビジョン分野を研究する松下康之・主席研究員(2003年入社)、情報検索の酒井哲也・主席研究員(2009年入社)、自然言語処理の荒瀬由紀・副研究員(2010年入社)、自然言語処理の辻井潤一・主席研究員(2011年入社)、コンピューターヒューマン・インタフェース分野の矢谷浩司・副研究員(2011年入社)の5人が在籍している。

 マイクロソフトリサーチ全体の方針として、基礎研究は自由な発想で、かつ、オープンに進めるべきであるとの考えに基づいて研究開発が進められており、このマイクロソフトリサーチアジアにおいても、さまざまな大学と共同開発を進めたり、若い研究者の育成を行ったりしている。ちなみに、マイクロソフトリサーチアジアでは、約350人のインターンが在籍して研究活動を行っている。そもそも北京に開設されたのは、北京大学や精華大学などが近いためである。日本の大学とも産学共同での研究活動を行っており、「東京大学や九州大学、早稲田大学、慶応大学などと研究開発を進めるなど、中長期的な視野を持って産学連携を推進していく」(ソン・シニアディレクター)方針である。

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