アシストは2012年5月17日、操作マニュアルやシミュレーションコンテンツを作成するためのソフトウエアの新版「Dojo Version 4.00」の提供を開始した。作成したコンテンツがスマートフォンやタブレット端末で閲覧できるようになったほか、シンクライアント環境での動作に対応した。

 Dojoは、Windows上で稼働するアプリケーションを実際に操作するだけで、操作手順を記録したシミュレーションコンテンツを自動作成するソフト。テンダが開発した。用途は、操作マニュアルやeラーニング教材、デモンストレーションコンテンツの作成など。

 今回発表した新版では、新機能の「ムービー・キャプチャー機能」により、短時間で画面キャプチャーを連続で取得できるようになった。同機能を利用することで、PowerPointのアニメーション効果などが、よりリアルに記録できるという。また、作成したコンテンツをAndroid端末やiOSで閲覧可能にしたことに加え、ソフトウエアの動作環境にCitrix XenApps 6を追加した。

 さらに、利用環境に応じて、USBキーでの認証による起動、または認証サーバーへのインストールによる認証プログラムの起動を選択可能にして、利便性を向上させている。