日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は2012年5月17日、最適なクラウド環境の組み合わせを導出するハイブリッドクラウド適用分析サービス「HP Hybrid Delivery Workload Analysis Service」を発表した。

 同サービスは、日本HPが提供するハイブリッドクラウド環境向けソリューション「HP Hybrid Deliveryソリューション」の「計画フェーズ」に位置づけられるもので、顧客に最適なクラウド環境の組み合わせを8週間で分析、導出する。

 分析にあたっては、システムの負荷調査によるサイジングや、システムの特性(ワークロードタイプ)を考慮。システム特性の分類単位で、物理環境、プライベートクラウド、マネージドクラウド、パブリッククラウドの中から最適なクラウド環境の組み合わせを提案する。

 今回のサービスの提供にあたり、日本HPでは、海外のツール開発チームも参画した専任部隊を新設した。グローバル規模の知見を集め、HPの独自ツールを用いてシステム調査やヒアリング、分析、システムマッピング、ロードマップ策定、費用対効果のシミュレーションを実施する。

 価格は約200万円からとなる。簡易版の分析サービス「クラウドクイックアセスメント」は、当面の間無料で提供される。