Windows

情報システムのトピックス-PR-

NTTドコモ、2012年冬モデルでのWindows Phone投入を示唆

2012/05/17
山口 健太=Windows Phoneジャーナリスト (筆者執筆記事一覧
写真●質疑に答える代表取締役社長の山田隆持氏(右)とプロダクト部長の丸山誠治氏(左)
写真●質疑に答える代表取締役社長の山田隆持氏(右)とプロダクト部長の丸山誠治氏(左)
[画像のクリックで拡大表示]

 NTTドコモは2012年5月16日、都内で2012年夏モデル発表会を開催した(関連記事)。その質疑応答において、同社代表取締役社長の山田隆持氏(写真)は、Windows Phoneの提供予定に言及。「機種はそれほど多くないものの、冬モデルで検討している」と前向きな発言をした。

 Windows Phoneは、それまでのWindows Mobileと互換性のない新バージョン「Windows Phone 7」が2010年秋に欧米を中心に発売。日本国内では、2011年夏に多言語対応した「Windows Phone 7.5」搭載の端末「IS12T」1機種のみが販売されている。

 NTTドコモも2011年夏に、Windows Phoneについて「2012年夏以降で検討」と発言し、参入の可能性を示唆していた。だが、16日に発表された夏モデルは、「キッズケータイ」を除くすべての機種がAndroidスマートフォン。Windows Phoneを期待していたユーザーや開発者からは失望の声が上がったものの、冬モデルという具体的なスケジュールが示された点は前進といえる。

 一方、「冬モデル」発言について「初耳だ」(ドコモ関係者)との声もあり、Windows Phoneの計画はドコモ社内でもあまり知られていないことをうかがわせた。山田社長の「最終決定ではない」という含みを持たせた言い回しからも、まだ調整中の段階とみられる。そのため、発表会に集まった報道関係者だけでなく、ドコモ関係者にとっても一種のサプライズとなったようだ。

冬モデルはWindows Phone 8の可能性も

 現在、Windows Phoneの最新バージョンは「7.5」だが、今秋には次のメジャーバージョンアップである「Windows Phone 8」(開発コード名:Apollo)の登場が期待されている。タイミング的には、ドコモの冬モデルはWindows Phone 8を搭載すると考えるのが妥当だろう。

 Windows Phone 8については、その正式名称を含め、ほとんどの情報が公表されていない。しかし既存のWindows Phone向けアプリが動作することは発表されている。また、開発者向けのカンファレンスが6月に予定されている。

 Windows Phone 8の対応端末については複数のメーカーが開発中といわれており、そのスペックは最新のAndroid 4.0端末に近いものになると予想されている。たとえば、これまでシングルコアのみだったプロセッサーはデュアルコアやクアッドコアに対応し、480×800ピクセルで固定だったディスプレイもHD解像度に対応する可能性がある。

 サービスについて、ドコモのAndroidスマートフォンには独自サービスが満載されるのが通例となっている。ドコモのLTEネットワーク「Xi」への対応はもちろん、新たに発表された月額420円のアニメ配信サービス「アニメストア」(関連記事)などのサービスへの対応も注目される。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteでクリップする
  • 印刷する

今週のトピックス-PR-

この記事に対するfacebookコメント

nikkeibpITpro

▲ ページトップ

CIO Computerworld
ITpro EXPO 2014

Twitterもチェック

執筆者一覧

イベントINFO -PR-

最新号

注目の書籍

好評発売中!

XperiaモバイルAV活用ブック[docomo Z2/au ZL2対応]

もはや「AV端末」! Xperia最新機種を フルに使いこなすためのガイドブック