2012年5月9日、米ヒューレット・パッカード(以下HP)は中国・上海において「2012 HP Global Influencer Summit」を開催(図1)。Ultrabookを3機種、高耐久の携帯ノート「HP Elitebook pシリーズ」、モバイルプリンター「HP Officejet 150 Mobile All-in-One」、アジア市場向けの低価格カラープリンター「HP Photosmart 5520 e-All-in-One」など、数々の新製品を発表した。各製品とも日本での発売は今のところ未定。
基調講演でまず壇上に上がったのはスティーブ・ホフマン上級副社長(図2)。中国市場の成長について「パソコンやプリンターが1秒間に4台が売れている状況」と説明した。
続いてジェームス・ムートン上級副社長と、ジョン・ソロモン上級副社長兼ゼネラルマネージャーが登壇(図3)。以降、ムートン氏がワークステーションやノートパソコンの新製品を、ソロモン氏が主にプリンターの新製品などを紹介した。
ムートン氏は業務におけるワークステーションの利用実態として、特殊映像やドキュメンタリー映画などの編集現場で利用されている例を紹介(図4)。さらにカスタムカーのデザインや製作にワークステーションや大型出力機の利用している工房、ウエストコースト・カスタムズのCEOを壇上に招き、工房などでも利用できる高耐久の携帯ノート「HP EliteBook 2170p」を発表した(図5)。