トレンドマイクロは2012年5月9日、小規模企業向け総合セキュリティソフトの新版「ウイルスバスター ビジネスセキュリティ7.0」を発表した。クライアントやサーバーへインストールするエージェントの容量を軽減することで、メモリー使用量を旧版と比較して約50%削減した。また、Windows OSに加えて、一部機能制限付きでMac OSにも対応した。5月18日に受注を開始、5月22日から出荷する。

 ウイルスバスター ビジネスセキュリティは、ウイルス対策、スパイウエア対策、フィッシング詐欺対策、迷惑メール対策、URLフィルタリング、Webレピュテーション、ファイアウォールなどの機能を提供するクライアント/サーバー向け総合セキュリティソフト。Mac OS向けには、ウイルス対策、スパイウエア対策、Webレピュテーションの機能を提供する。

 新版では、USBデバイスの制限機能を追加。クライアントやサーバーへインストールするエージェントを構成するモジュールを最適化し、旧版のウイルスバスター ビジネスセキュリティ6.0と比べてメモリー使用量を約50%削減、OS起動時間を約14%削減した。

 価格は、ライセンス版が1ライセンスあたり6500円(50ライセンス以上)から、パッケージ版が2万7500円(5ユーザー版)から(価格は税別、1年間のスタンダードサポート料金を含む)。