写真●ITサポータBOX
写真●ITサポータBOX
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 ネットワーク機器の製造や販売を手掛けるFXCは2012年5月8日、Linuxを搭載した小型の“プラグコンピュータ”「ITサポータBOX」(写真)と同機を利用したオフィス内PCの管理サービス「ITサポータBOX運用保守サービス」を提供開始した。オフィスのファイル共有やグループウエア、遠隔のPC管理などを手軽に実現できる。

 ITサポータBOXは、縦95mm、横65mm、高さ49mmと辞書程度のサイズで場所を取らない。加えて、LANに接続するだけで利用可能になる。オフィスのLANに接続するだけで、同機につないだ外付けハードディスクを各自のパソコンから共有可能。ディスクを自動でクラウドサービスにバックアップしたり、グループウエアとして利用したりする機能も備える。

 同機のLinuxにはDebian GNU/Linux 6.0を、プロセッサには動作周波数1.2GHzのARMを採用。価格はオープンで、推定小売価格は3万5000円となる。

 ITサポータBOX運用保守サービスは、FXCが遠隔でオフィスのPCを管理するもの。新規PCのセットアップやメールの設定、トラブル時の対応などを提供する。PC20台、サーバー1台などのスタンダードパックの場合、1カ月で3万5000円(税別)、1年で41万円(同)となる。

■変更履歴
ITサポータBOXの写真を追加しました。 [2012/05/09 15:15]