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Oracle対Google裁判、陪審がAndroidにおける一部著作権侵害を認める

鈴木 英子=ニューズフロント 2012/05/08 ITpro

 米Googleのモバイルプラットフォーム「Android」がJavaの知的所有権を侵害しているとして米Oracleが起こしている訴訟で、カリフォルニア州北部連邦地方裁判所の陪審は現地時間2012年5月7日、Oracleの主張を一部認める判断を下した。

 陪審長が陪審員に提示したYes/No形式の質問フォーム(文書共有サイト「Scribd」で公開)では、「37のJava APIのcompilableコードについて、Oracleは著作物の全体的な構造、配列、構成をGoogleに侵害されたことを証明しているか」との質問に対して陪審員の回答は「Yes」となっている。

 また、AndroidにおいてJavaの「rangeCheck」メソッドが不正使用されていることをOracleは証明できているかとの質問にも陪審員は「Yes」と回答している。しかしそれ以外の著作権侵害については「No」との判断を示した。

 英メディアの報道(Financial Times)によると、Googleの使用が「フェアユース」にあたるかどうかについては陪審員の意見が分かれ、判断に至らなかったという。Google側の弁護士は、今回の審判の無効を求める手続きを行う意向を見せている。

 審理の大半はAPIに焦点が当てられているが、Googleは「APIはアプリケーションを構築するためにプログラマーが使用するツールであり、著作権保護の対象となるべきではない」と主張している。一方、Oracleは「Googleを除くすべての大手民間企業はJavaのライセンスを取得している」と述べ、Googleにライセンス契約を結ぶことを迫っている。GoogleがAndroidにおいてJava関連のライセンスを取得しなければならないとすると、OracleがAndroidの将来版に影響力を持つようになり、それはGoogleにとって望ましくないと、米メディア(New York Times)は報じている。

■変更履歴
第一段落で「カリフォルニア北部連邦地方裁判所」 としていましたが、正しくは「カリフォルニア州北部連邦地方裁判所」です。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2012/5/24 11:15]

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