NTTデータは2012年5月7日、同社が提供する勘定系システムの共同利用サービスを地銀4行が利用し始めたと発表した。大型連休を利用して旧システムからNTTデータのサービスに切り替えた。「4行とも大きな障害もなく、順調に稼働している」(NTTデータ)。

 但馬銀行と富山銀行、長野銀行は「STELLA CUBE」に切り替えた。これでSTELLA CUBEの利用行は東京都民銀行に続き4行となった。今後は神奈川銀行と東北銀行が2012年7月に、仙台銀行が2013年5月にそれぞれSTELLA CUBEの利用を始める予定だ。

 鳥取銀行は「地銀共同センター」の利用を始めた。地銀共同センターの利用行は鳥取銀を含めて13行で、地銀向けの共同利用サービスとしては国内最大である。このほか大分銀行と西日本シティ銀行も地銀共同センターの採用を決めている。