写真1●研修コンテンツのプレゼン資料
写真1●研修コンテンツのプレゼン資料
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写真2●コンテンツを用いた研修
写真2●コンテンツを用いた研修
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 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は2012年4月27日、「Hadoop体験型研修コンテンツ」を公開した。プレゼン資料(写真1)などとともに、仮想マシンも無償で使用可能。社内研修など非商業利用であれば無償で利用できる。同日、コンテンツを使った実際の研修も実施した(写真2)。

 「Hadoop体験型研修コンテンツ」は、研修運営マニュアル、プレゼン資料、受講者向け教材で構成される。Hadoopの構成、MapReduceのプログラミング、Hiveの基礎、MapReduce/Hadoop Streaming/Hiveの使い分けなど、Hadoopの基礎から応用までをカバーした研修。IPAが運営しているサイト「オープン・ラボ」で公開している(閲覧、利用にはユーザー登録および申し込みが必要)。オープン・ラボでは仮想マシン環境を提供しており、受講者が実際にHadoopを操作できる。

 同日、IPAと国立情報学研究所の共催により、コンテンツを使った研修が行われた。受講者は「研修の内容は分かりやすかった」「勉強会を開催したいと思っていたので、このようなコンテンツが無償で提供されるのはうれしい」などと感想を語った。