写真●Release Preview版の6月第1週公開を発表するSteven Sinofsky氏
写真●Release Preview版の6月第1週公開を発表するSteven Sinofsky氏
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 米Microsoftが開発中の次期クライアントOS「Windows 8」の次期テスト版となるRelease Preview版が2012年6月第1週に公開されることが明らかになった。都内で開催中のWindows Developer Daysの基調講演に登壇した、Windows & Windows Live担当プレジデントのSteven Sinofsky氏が明らかにしたもの(写真)。

 Windows 8のRelease Preview版は従来はRelease Candidate(RC:製品候補)版と呼ばれていたものに相当する。2月29日に公開されたConsumer Preview(CP)版に続く一般公開の最終テスト版となる。今後、RTM(Release to Manufacturing)版を経てGA(General Availability)版と呼ぶ完成版が公開される。

 なお、Windows 7のRC版が公開されたのは2009年の4月末~5月。CP版(Windows 7はベータ版)と同様に、Windows 7のときと比べて約1カ月ちょっと遅れたスケジュールで進んでいる。今後も同様のスケジュールで進むと仮定すると、Windows 8のRTM版の登場は8~9月、ボリュームライセンスのユーザー向けが10月、パッケージ版やプリインストール版の提供は11月くらいになることが予測される。