左はWindows Phoneのスタート画面。「S」の文字が描かれているタイルをタップしてSkypeを起動する。右はSkypeの連絡先画面。画面下のアイコンをタップしてビデオ通話や音声通話を開始する
左はWindows Phoneのスタート画面。「S」の文字が描かれているタイルをタップしてSkypeを起動する。右はSkypeの連絡先画面。画面下のアイコンをタップしてビデオ通話や音声通話を開始する
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左はチャット画面。連絡先ごとに、チャットの内容や通話の履歴が時系列で表示される。右は電話番号を入力して通話する際の画面
左はチャット画面。連絡先ごとに、チャットの内容や通話の履歴が時系列で表示される。右は電話番号を入力して通話する際の画面
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 米マイクロソフトは2012年4月22日(米国時間)、インターネット経由で音声通話やビデオ通話、チャットができるソフト「Skype」のWindows Phone版(Skype for Windows Phone)を正式公開した。Windows Phone 7.5以降を搭載したスマートフォンに対応し、Windows Phone Marketplaceから無料でダウンロードできる。

 Skypeの開発元だったスカイプは2011年10月に米マイクロソフトに買収され、現在はマイクロソフトの事業部の一つとなっている。同社は2012年2月27日、スペイン・バルセロナで開催されたモバイル関連の展示会「Mobile World Congress 2012」に合わせてSkype for Windows Phoneのベータ版を公開していた。

 今回リリースした正式版は、日本語を含む18カ国語に対応し、国内でも利用可能になった。音声通話、ビデオ通話、チャットなどの基本機能に加えて、連絡先の追加や追加の承認、ユーザーのブロック設定や解除といった友達管理機能を新たに搭載している。

 なお、国内で販売されている唯一のWindows Phone端末「IS12T」(KDDI、富士通モバイルコミュニケーションズ製)には、“自分撮り”用のインカメラ(サブカメラ)が液晶画面側にない。そのため、ビデオ通話を行う際に、相手の映像を見ながら自分の姿を相手に見せることはできない。