東京放送ホールディングス(TBSホールディングス)と日本経済新聞社は2012年4月20日、共同事業の第一弾として、民法上の任意組合 「日経・TBS スマートメディア」(4月5日付けで設立)を母体にして4月22日より「日本のいま」を アジアの人々に伝えるアジア向けの放送・番組配信事業を開始すると発表した。

 番組名は「Channel JAPAN(チャンネルジャパン)」である。日本のビジネス・経済情報や、クールで洗練された日本の流行・文化、テクノロジーなどを取り上げる。日本が開発した最先端の製品・サービス、産業界のキーパーソンや注目企業、外国人が訪れてみたい日本の観光スポットなどを、「1時間番組をいくつかのコーナーに分け、わかりやすく紹介する」という。「CNBC ASIA」(アジア各国・地域)と「CNBC TV18」(インド)、「非凡電視台」(台湾)の3局で放送する。Ustreamでもストリーミング配信およびアーカイブ配信を行う。

 今後の予定としては、「Channel JAPANのアジア主要国・地域への一段の普及に取り組むとともに、スマートフォン向けモバイル事業についても夏ごろのサービス開始をめざして準備を進めている」とした。

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